VALO™ X

歯科重合用光照射器

VALO Xは、歯科診療で求める耐久性、パワー、アクセシビリティ、汎用性を提供するため、ウルトラデント米国本社にて一から設計されました。航空宇宙グレードのアルミニウム構造は優れた耐久性を実現し、薄型でコンパクトなデザインは、ユーザーである歯科医療従事者のみならず患者の快適さも踏まえ、口腔内の治療部位への容易なアクセスが可能です。VALO Xは、大口径(直径12.5mm)レンズと強力な12枚の LEDチップにより、広い硬化面積とコリメートビーム(平行光線束)を提供します。VALO Xには、硬化モードに加え、新たに診断サポートモード(口腔内の観察の際に光源として使用可能)が追加されました。それぞれ、2種類の硬化モード(スタンダードパワーモード/エキストラパワーモード)、2種類の診断サポートモード(ブラックライトモード/ホワイトライトモード)があります。また、1台でコード付き・コードレスの2種類の使用方法を選択することができ、診療スタイルに合わせて自由に変更できます。シンプルなデザインはワンボタン起動を可能にし、加速度感知機能を利用することにより簡単に硬化モードと診断サポートモードとを切り替えることができます。この機能により、処置中のモード変更の煩わしさを解消し、機器を落とすリスクを低下させ、診療に集中するのに役立ちます。VALO Xには、5つのアクセサリーレンズが付属しており、より高い汎用性を提供します。

  • レンズ直径12.5 mm
  • 波長帯域380~515 nm
  • 従来の4枚のLEDから、広範囲の波長域をカバーする8枚の硬化用LEDと白色光を提供する4枚のLEDで構成される12枚のLEDを搭載
  • 臼歯部修復箇所に容易にアクセスできる薄型のヘッド
  • 耐久性のある航空宇宙グレードのアルミニウムボディ
  • 硬化モードと診断サポートモード(口腔内の観察の際に光源として使用可能)
  • 2種類の硬化モード(スタンダードパワーモード/エキストラパワーモード)
  • 2種類の診断サポートモード(ブラックライトモード/ホワイトライトモード)
  • ワンボタン起動を可能にするシンプルなデザイン
  • 加速度感知機能により手首のフリックでモード切り替えが可能に
  • コード付き/コードレスを自在に使い分けることが可能に
  • 5種類のアクセサリーレンズ

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Valo X lens vertical

The LED Curing Light Reimagined

A Modern Dental Curing Light

VALO Xは、ウルトラデントが提案する新たなLED光照射テクノロジーです。従来品よりも大きなレンズ(12.5 mm)、長寿命のカスタムLED、最適化された出力を特徴とするVALOの最新モデルであるVALO Xは、さらに広い硬化面積で光重合材料を均一に硬化させることができます。12個のLED(広範囲の波長域をカバーする8枚の硬化用LEDと白色光を提供する4枚のLED)は、コリメートビーム(平行光線束)を実現し、ワンランク上の診療環境を整えることができます。

Valo X lens horizontal
Valo X body

VALO Xの洗練されたデザインは、薄型のヘッドと軽量でバランスのとれた航空宇宙グレードのアルミニウム構造によって設計されています。その結果、機能性と耐久性を兼ね備えた、エレガントでスタイリッシュな外観に仕上がっています。薄型のLEDヘッドはアプローチが困難な臼歯部にも効率的にアクセス可能。アルミニウムボディはコンパクトで人間工学的にも最適な形状のため、ドクターと患者の双方にとって、快適に治療することができます。

Versatile and Effortless to Use

VALO Xは加速度感知機能を搭載しているため、手に取るだけで電源が入ります。上下どちらかの起動ボタンを1回タップすることで、どのモードでもライトが起動し、起動ボタンが点灯することで、現在どのモードにあるのか、充電が必要なのかわかります。

VALO Xは、2種類の硬化モードと2種類の診断サポートモードを備えているため汎用性が高く、加速度感知機能により、手首のフリックでモードを簡単に切り替えることができます。硬化モードにおける出力レベルの切り替えは上下に振る動作(ドラムタップ)、診断サポートモードへの切り替えは左右に振る動作(ウェーブタップ)で簡単に行えます。

スタンダードパワーモードでは、10秒間の硬化サイクルを1回行うことができます。エキストラパワーモードでは、照射と照射の間に0.5秒、最後に2秒の冷却期間を設けることで、スタンダードパワーモードの半分の時間で同じ量の光を照射する高速トリプルパルス照射を実現します。診断サポートモードにおけるブラックライトモードとホワイトライトモードは、診断をサポートし、付属のアクセサリーレンズとの組み合わせで本機器の有用性を広げます。

Valo X lens horizontal

More Than Just a Curing Light

VALO Xは、ユニットサイドにおいて、コード付きまたはコードレスとしてご使用いただけます。充電式のVALO X 専用 リチウムイオン二次電池は、コード付きの状態では電池の充電を待つ必要がありません。臨床スタイルに合わせて選択することが可能です。

さらに、VALO Xには硬化レンズ2つと診断サポートレンズ3つを含む5つのアクセサリーレンズが付属しており、臨床の幅を広げることができます。

ball lens

プロキシーボールレンズ: 近遠心の修復にマトリックスハンドを固定した光照射に使用可能。

pointcure lens

ポイントキュアレンズ:照射光を2.5mmまで集光させ、ベニアやセラミッククラウン等のタッキングに使用。

translume lens

トランスルームレンズ: エナメルクラックの発見に。透過性の良いオレンジの光。

interproximal lens

インタープロキシマルレンズ:歯に照射し、影を観察することにより、歯の破折、クラックを見やすくする。

diffuser lens

ディフューザーレンズ:(1)ブラックライトレンズ:矯正のディボンディングに。蛍光触媒含有の材料を見分けることが可能。ホワイトニング前のCR 発見等にも。(2)ホワイトライトレンズ:照射光を白色光に変換し、色調/シェード比較等、自然光が必要なときに視覚的な補助を提供。